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青木良文

青木良文

ファッション&占いエディター。ファッション誌『フィガロジャポン』をはじめ多くの女性誌で、ファッションと占いページの編集を手掛ける。ファッションの分野ではパリやNYなど各国のコレクション取材やファッションページのディレクションを中心に活動。ほかにも『美的GRAND』や『VERYweb』などで連載中。そのほかラジオやトークショーなど幅広いジャンルでも活躍している。

あなたにとって睡眠とは?

日々、自身をアップデートする時間

目に見えない価値の時代に、“運” を味方につける

2020年、コロナ禍とともに始まった「風の時代」。

この6年で、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。働き方や人とのつながり、ライフスタイル、そして「幸せとは何か」という価値観まで、それまで当たり前だったものが変化する、まさに大きな変革の時代です。

情報も、人とのつながりも、価値観も、これまで以上のスピードで動いていく。SNSを開けば、世界中から瞬時に情報が届き、仕事でもプライベートでも、さまざまなボーダーを越えて人とつながることができる。自由で軽やかになった一方で、私たちは以前よりもずっと多くの情報や刺激を受け取りながら、日々を過ごしているのかもしれません。

そして風の時代は、それまでの産業革命期から始まったとされる「地の時代」を象徴する物質的な目に見えるものから、AIをはじめ、情報やつながり、感性など、目に見えないものへと価値が移っていく時代ともいわれています。

そう考えると、目には見えない「運」も、これからますます大切なキーワードになっていくのではないでしょうか。

「運がいい人」の条件は、“整った状態” にある

「運がいい人」と聞くと、偶然すばらしいチャンスに恵まれたり、さまざまなタイミングが合い、思いがけない幸運を引き寄せたりする人を思い浮かべます。

でも、運は本当に偶然だけで決まるのでしょうか。

実は、運を受け取るためには、勘のよさや積み重ねてきたこと、いろいろな繋がりなど、その人自身の「状態」がとても大切なのかもしれません。

頭がクリアで心に余裕があり、目の前の変化に気づくことができる。そして、訪れたチャンスに対して「やってみよう」と軽やかに動ける。

そんな自分でいることこそ、運をつかむための大切な条件と言えそうです。

そして、そんな自分の状態を整えるために、今改めて注目したいのが「睡眠」です。

眠りは休息ではなく、明日を整えるメンテナンスタイム

起きている間、私たちはたくさんのものを受け取っています。

SNS、人の言葉、ニュース、仕事、会話、そしてさまざまな感情。

眠る時間は、そうした一日の情報や刺激をいったん手放し、自分自身をリセットする時間でもあります。

睡眠というと、「身体を休ませる時間」と思いがちですが、眠っている間も脳は働いているとも。日中に得た情報や経験を整理し、記憶を整え、感情を調整し、翌日の集中力や判断力を支えるための準備をしているそうなのです。

つまり、眠っている時間は「何もしない時間」ではなく、明日の自分をつくるための大切なメンテナンスタイム!

風水で読み解く、睡眠と運気の関係

そして、運気という視点から見ると、眠りにはさらに興味深い意味があります。

風水の考え方では、人は眠っているときに水の気を纏った状態になり、睡眠環境からさまざまなものを吸収すると考えられています。

だからこそ、睡眠によって運もリセットされ、再生されていく。

そう考えると、毎日の睡眠環境を整えることは、運気を整えるための大切なアクションになってきます。

枕・香り・目覚め方——今日からできる睡眠の開運習慣

たとえば、私自身が睡眠環境で意識しているのが、枕と枕カバーです。

シーツや掛布団は頻繁に変えるのは難しいですが、枕カバーはできるだけ毎日取り替えるようにしています。

枕は一晩中、顔や髪に触れるもの。清潔にしておくことはもちろん、「毎日、自分を気持ちよく眠らせてあげる」という意味でも、これからの時代に重要とされる自愛につながる習慣だと思っています。

枕に気を使い、枕カバーを毎日変えることを10年ほど続けていますが、顔に直接触れるものだからこそ、清潔な状態を保つことは、心地よい睡眠環境づくりだけでなく、日々のエイジングケアに繋がっていると、今あらためて実感しています。

そして、もうひとつ取り入れているのが、寝る前のピローミスト。

香りは人と人との縁をつなぐものともいわれています。

なかでも、眠っている時にどんな香りに包まれるかは、良縁を呼び込み、運を整えるという意味でも意識したいポイント。

さらに香りは印象のお化粧とも言われていますので、「こんな印象になりたい」というイメージに合わせて香りを選ぶのもおすすめです。

特にナイトタイムには、花やフルーツのような甘く心地よい香りが運気アップに。眠る前に好きな香りをひと吹きするだけで、気持ちも自然とリラックスできますし、生活をちょっと豊かにしてくれます。

香りを味方につけて、眠っている間に心地よいイメージを育てる。

これも、楽しみながらできる睡眠の開運アクションです。

そして、意外と大切なのが「目覚め方」。

大きな音にびっくりして起きるよりも、できれば爽やかな音に包まれて目覚めたいものです。

朝をどんな状態でスタートするかが、その日の流れにも影響すると言われています。

もちろん、絶対に遅刻できない日は、少し激しめのアラームに頼ることも必要。でも、できるだけ爽やかな音で目覚めて、爽やかな一日を始める。

朝のはじまりの瞬間から、自分の心地よさを選ぶことも、自愛のひとつなのかもしれません。

そして、もうひとつ忘れたくないのが、眠っているときに「目に入るもの」。

眠っているときは周囲の環境からも影響を受けやすいとされます。

だから、ベッドから見える場所が散らかっていたり、洗濯物が積まれていたりするのは、できれば避けたいところ。

眠る前に、見える範囲だけでもきれいに整えておく。

それだけで、自分自身の印象も整っていくでしょう。

寝室は、ただ眠るための場所ではありません。

一日の終わりに自分をリセットし、明日の素晴らしいパフォーマンスに備える、そして運を育てるための場所。

睡眠環境は、自分自身の「目に見えない印象」をつくる場所でもあるのかもしれません。

2026年は「感情と自愛」、2027年は「脳とリボーン」

さらに2026年は、一白水星が中宮に入る、水の気を持つ年。中でも運気アップのテーマとなるのが「感情」と「自愛」です。

しっかり眠ることで、思考が整理され、感情が安定し、判断力も整っていく。

感情が整えば、自分にとって本当に必要なものを選びやすくなり、人との縁やチャンスにも余裕を持って向き合えるようになります。

そして自愛とは、自分を大切にすること。

「今日はもう十分頑張った」と1日に感謝して自分を褒めて眠りにつく。

睡眠は、自分の心と身体を整えるための重要なセルフケア。

つまり、眠ることそのものが、自分を大切にする自愛なのです。

そして来る2027年は、九紫火星が中宮に入る、火の気を持つ年で、テーマは「脳」と「リボーン」。

睡眠中、脳は一日の情報を整理し、記憶を整え、翌日の自分へと準備していきます。

一日の終わりにいったんリセットして、朝、新しい自分として目覚める。

そう考えると、毎晩の睡眠は、小さな「リボーン」の時間ともいえるのではないでしょうか。

眠ることが、最強のラッキーアクションになる

風の時代は、たくさんのものを取り入れ、自由に動いていく時代でもあります。

だからこそ、取り入れることと同じくらい、「手放すこと」も大切。

眠る前にはベッドリネンを清潔にする、好きな香りに包まれる、見える範囲をきれいにする。そして、爽やかな朝を迎える。

そんな小さな積み重ねが、心地よい眠りをつくり、自分自身を整えていきます。

まさに眠ることは、運をキャッチしていくために、ラッキーアクション!

よく眠ることで、脳が整い、感情が整い、判断が整う。

そして、自分自身が整えば、目の前に訪れた出会いや情報、チャンスを受け取る余白も生まれ、運が開けていくでしょう。

起きている時間を輝かせるために、眠っている時間を大切にする。上質な睡眠で、自分を整えることは、心と身体だけでなく、未来の自分、そして運の流れまでも整える、これからの時代の新しい開運習慣なのかもしれません。

今夜から、眠りを「休む時間」だけではなく、「身体と心と運を整える日々のラッキーアクション」に。新時代の新しい価値観として、いま一度、睡眠環境を見直してみてはいかがでしょうか。

SLEEP ACTION LAB 編集部

SLEEP ACTION LAB 編集部

SLEEP ACTION LAB の編集チームです。医師・研究者の監修のもと、睡眠の悩みや疑問、そしてさまざまな人の眠り方を取材し、「眠りを、みんなで考える」ための記事をお届けしています。