自分に合っている枕はどうやって選べばいいの?

首や肩に負担をかけない高さ・素材の枕を選ぶことが大切です。「枕」や「ストレートネック枕」で検索してたくさんの商品に迷っている方も、選び方の3つのポイントを知っておくと選びやすくなります。

「枕」や「枕オススメ」で検索すると、非常に多くの商品が出てきて何を選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。脳の温度は深部体温と同じく睡眠中に下降するため、枕は通気性のよいメッシュ素材やそば殻、パイプストローなどの素材がよいとされています。

枕選び3つのポイント

1つ目は、頭を冷やしてくれる通気性のよい素材であること。脳の温度も体の中の温度、深部体温同様、睡眠中に下がるとよい睡眠が生まれるため、通気性のよいメッシュ素材やそば殻、パイプストローなどの素材がよいとされています。
2つ目は、頭と首にフィットする形状であることです。気道を狭めないためにも自分の頭と首の高さに合ったものが理想ですが、迷った場合は気道を確保する観点から低めのものを選ぶのがポイントです。「ストレートネック枕」と呼ばれる商品の多くは、まさにこの気道確保と首への負担軽減を意識してつくられています。寝返りが打ちやすいよう多少の反発があり、幅の広いものであればさらに理想的です。
3つ目は、清潔さを保てることです。定期的に天日干しをしたり、洗ったりできる素材のものを選び、ダニやカビ、臭いの対策をしましょう。

マットレスも「高反発」が睡眠を深くする

「マットレスおすすめ」で検索する方も多いですが、睡眠においてマットレスも重要な役割を担います。低反発マットレスと通気性のよい高反発マットレスを比較した研究では、高反発マットレスのほうが入眠後の深部体温をスムーズに下げ、睡眠を深くしたという結果が報告されています。高反発マットレスは少ない力でスムーズに寝返りを打てるため、「腰痛マットレス」を探している方にとっても、肩こりや腰痛の予防に効果があると考えられています。身体に密着しすぎず、通気性のよい高反発マットレスを選ぶとよいでしょう。

パジャマも「いつも同じもの」がおすすめ

パジャマも寝具と同様に、自然な体温変化を妨げない通気性のよいものが適切です。襟や袖口が開いていて、手足からの熱放散を促す形状のものがよいでしょう。体質に合った素材や形のパジャマを選び、いつも同じものを着用することをルーティン化すると、そのパジャマに着替えたときに「寝るスイッチ」が入りやすくなります。
なお、寒い冬に靴下を履いたまま寝るのは、足からの放熱を妨げてしまうため逆効果です。手足が冷えやすい方は、入浴でしっかり温めるか、寝る1〜2時間前から靴下を履いて足先を温め、入眠時には脱いで布団に入るとよいでしょう。

この記事のまとめ

枕選びでは、通気性のよい素材、頭と首にフィットする高さ・形状、清潔に保てることがポイントです。さらに、寝返りしやすいマットレスや通気性のよいパジャマなど、寝具全体を整えることが快適な睡眠につながります。

参考文献・出典

一般社団法人ブレインヘルスラボ監修『SLEEP PLANNER』PART2「睡眠の応用知識①」第2章6「寝具・パジャマ」

本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的としたものではありません。
症状や治療については、必ず医療機関にご相談ください。

SUPERVISOR

丸山 崇

丸山 崇

WRITING

SLEEP ACTION LAB 編集部

SLEEP ACTION LAB 編集部

SLEEP ACTION LAB の編集チームです。医師・研究者の監修のもと、睡眠の悩みや疑問、そしてさまざまな人の眠り方を取材し、「眠りを、みんなで考える」ための記事をお届けしています。